10日間にわたる食の祭典!コペンハーゲンのフードシーンが分かるCooking & Food Festival

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なんて忙しい月なのーー!!

…と、毎週のように感じている2017年8月。

その理由は、毎日のようにイベント目白押しのコペンハーゲンの街事情です。

これまでもアイスのポップアップショップストリートフードイベントをご紹介しましたが、実はもっと盛り盛りなんです。別々のイベントが同じ週末に日程が重なったり、ひとつが終わったと思えば翌日からまた別のが始まったり…。休むヒマありませんねー。。

イベントはほとんどが野外開催なので、天気のいい季節にやってしまいたいというのはもちろん分かります。でも、もうちょっと計画的にいきませんか!?と、デンマーク人のみなさんに言いたい。7〜9月に分散させた方が、長期的に経済的効果が続いていい気がするんですが…。

とはいえ、発言力がないのでこのブログを誰か関係者が読んでくれることを期待するしかありません。

一般人はおとなしくイベント開催に付いていくしかありませんね。今日もひとつのイベントをご紹介しましょう!


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満を持してのフードフェス!

これまで何度も言及しているように、ここ10数年でのコペンハーゲンのフードシーンの変化は目を見張るものがあります。一般の食への意識も変化していると感じられますので、これからもどんどん面白くなっていく予感。

そんなコペンハーゲンのフードシーンを象徴するのがCopenhagen Cooking & Food Festivalです。

2017年の会期は8月18〜27日までと、実はただいま開催中!

この10日の間、コペンハーゲンの様々な場所で様々な趣向に富んだイベントが開かれます。

そのほとんどは有料で、事前にチケットをHPで購入する必要がありますが、中には無料で誰でも楽しめるものもありますので、ぜひチェックしてみてください。

テーマはBreaking the New

Breaking the New、これが今年のテーマです。

コペンハーゲンはこの15年で変化を遂げ、今や世界のフードシーンの中心となりつつあります。そして、今後もコペンハーゲン全体のレベルを高め、もっと新しいものを追求していく、という思いを込めて、このテーマが設定されました。

市内で開催される各種イベントは、このテーマに基づいたカテゴリーごとに分けられています。それは、オーガニック食材、食育、世界各地からのシェフの招聘(日本人シェフも呼ばれていました!)、食について学ぶ、などなど。

個人的に思うのは、有名レストランやおしゃれな料理が増えたりする一方、コペンハーゲン人の味覚や感覚はまだまだかな、と感じます。見た目やコンセプトに騙されて、味は二の次だったりすることが多いので、もっとたくさんの人が、本当に美味しいものを美味しいと言えるようになってほしいな、と思うこのごろです。

とはいえ、美食家でもないわたくしが言える立場ではありませんが。

フェスの中心はイスラエル広場

さて、イベント全体の中心的立ち位置にあるのが、こちらのブログでもお馴染みのマーケットTorvehallerne

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チーズバーとテラス席、気持ちいい!

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イタリアワインバー、すごい空…

これにより、マーケット内が賑わうのはもちろんのこと、期間中はマーケット隣のイスラエル広場にオープンテラスが常設され、コペンハーゲンはじめデンマークの食材を味わうことができます。

広場の蚤の市については以前記事にしたので、記憶に新しい方も多いでしょう。広さも十分あり、敷地内には子どもの遊び場もあるので、子連れにも優しいです。

そのうちひとつのテント内には、地元製品を味わえるブースもあります。内容は日替わりで、生産者と消費者が直接交流でき、食材やワイン、ジャムなどを購入できる画期的な場所。

ここに設置された様々なブースで、コペンハーゲンはじめデンマークの食材を味わうことができます。

鈴のようにトマトが!

私が訪れた時には、様々な農家が出店していて、農家直送の食材が売られていました。上の写真のトマト、甘みがあってみずみずしく、20cmほどの袋にたっぷり詰まって25krという嬉しさよ!!

本音を言うと、こういったファーマーズマーケットで常設のものがコペンハーゲンにないのが残念です。これを機に、フランスのように新鮮な食材に触れられるマーケットが増えるととても嬉しいのですが。


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2017年の目玉はスターシェフの共演ナイト!

出典:copenhagencooking.com

そして今年の目玉は、スターシェフ3人による、特別ディナー!

写真左から、2016年のベスト女性シェフに輝いたDominique Cren(ミシュラン2つ星)、コペンハーゲンの3つ星レストランGeraniumシェフRasmus Kofoed、そしてフランス3つ星レストランシェフAnne-Sofie Picという豪華な面々!

この3人が協力してディナーを提供するというので、とっっっっても興味があったのですが、なんせ料金が…高い!ひとり3600krですって!(1kr=17円で計算ください。。)

もちろん、星付きシェフの一夜限りの共演を味わえるのだし、グランメゾンの3つ星レストランに行くとなったらこのくらいは覚悟です。なので、特に文句もありませんが…。

それにしても…一般人にはぐうの音も出ない値段。。一生懸命稼いで、来年のメインイベントには参加したい!と思いますが、果たして??

ちなみに、このイベントは20日(日)に開催されました。メディアやSNSではまだ料理の写真を見かけていないのですが、きっと華やかだったことでしょうね〜。

さらなる盛り上がりに期待

このフードフェス、今回がまだ第2回の若いイベントです。去年よりは盛り上がっている感がありますし、有名シェフが来るなど、話題性も高くなったと思います。

ただ、デンマーク人の段取りの悪さ、宣伝がうまくない、企画力不足、などの要素があって、実際イベントに参加してもいまいち盛り上がりにかけたり…汗 なんてこともありました。

これを改善して(できなそうですが…)、もっとプロフェッショナルなイベントに仕立て上げたら、国際的評価も上がって、世界中から人がやってくるイベントになると思います。

そして、もっと有名シェフを呼んで、手頃で魅力的なイベントを増やしてほしい、というのが私の願い。といっても一個人なので届かないとは思いますが。。

2018年の開催はまだ発表されていませんが、この調子ならきっと開催はあると思います。情報を掴み次第、こちらでお伝えしますので、ぜひまたお付き合いください!

そして、次回の記事では参加したイベントについてレポートしますので、それもお楽しみいただければと思います!

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