デニッシュ好きならマスト!センスの良さが光るコペンハーゲンの人気ベーカリーJuno The Bakery

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コペンハーゲンで毎日でも通いたいベーカリーを見つけてしまいました。。

以前から気になってはいたのですが、なかなか近くに行く機会がなく、初めて行ったのはつい1ヶ月ほど前のこと。

食べてひとくち目ですでに、「絶品!」となりました。話題になるのも納得です。

自宅からは少し距離があるため、朝のひと息タイムにふらっと買いに行く、というのができなくて残念な限り。ご近所の方が心底羨ましいです!

というわけで、今回はデニッシュ好きなら、わざわざ足を延ばしてでも行きたい、注目のベーカリーをご紹介します!


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場所はØsterbro地区

コペンハーゲン中心部から北側へいったエリア、Østerbro。

観光地としてはカステレット要塞や人魚姫があり、サッカーのFCコペンハーゲンのホームスタジアムがある大きな公園・Fælledparkenは市民憩いの場所としても知られています。

今回ご紹介するベーカリーはそのスタジアムの近く。中心部からなら近郊電車・S-togでNordhavn駅下車か、バス1AでÅrhusgade下車がいいでしょう。所要時間約20分ほどと少し距離がありますが、それでも行く価値は十分あります。

初めての来店で行列の洗礼!

このベーカリー、フード系のメディアで評判が高く前々から気になってはいました。ただ、自宅からは少し遠く、さらに冬は寒かったことからなかなか足が向かなかったのですが、少し暖かくなってきて子どもを公園で遊ばせるついでに、ついに立ち寄るチャンスがやってきました。

公園から歩くこと約10分。静かな住宅地の中に、何やら大勢の人…。

よく見ると、お目あてのベーカリーに行列が!

ちょうど土曜日の15時過ぎ、ティータイムだったからでしょうか。通りに並んでいたのは約10組。チボリ公園やイベントなどで行列をすることはよくありますが、こんな住宅街の中で並ぶなんて、デンマークでは初めての経験…。

少し肌寒い日ではありましたが、もちろん列に加わります。そして通りに広がるパンの焼ける香りの良さといったらもう!幸せ〜〜

見た目麗しい焼きたてパンがずらり

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行列がはけた後ですが、お店の外観はこんな感じ。右半分はパン工房、お店部分は左の、とてもこぢんまりしたベーカリー。

さて、15分ほど並んでついに私の順番が!お店の中には濃厚なバターと小麦の香りが広がっています。

正面のカウンターに2段のショーケースがあって、そこに焼かれたパンがずらり。つやつやしていて美味しそう!

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この日は上段にカルダモンのロールパンとケシの実のTebirkes、下段には食事系のパンが並んでいました。

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今回は甘い系のパン2種類と食事パンも試しに2つ購入。

右側は工房になっていて、職人さんが生地をこねたり丸めたり、焼きたてがオーブンから出されるのを見られます。ちゃんと作られている感じがすごくいい!

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また、コーヒーの販売もあります。最近話題の、こだわりの豆を提供する市内のコーヒーショップ・PROLOGの豆を使用。

私はテイクアウトにしましたが、窓際に3席ほどあるカウンターで、美味しい焼きたてパンをその場で食べるのもまた至福の時かもしれません。

濃厚なバターの香りに驚き!

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そして早速、自宅に帰って実食です!Tebirkesのケシの実がはがれてしまってるのが残念ですが…。

まずはデンマークのデニッシュといえば、のTebirkesから。

ひと口ほおばった瞬間、口に広がるバターの香りとその濃厚な味わいに、「うわーーーっ!」と驚きました。自宅近くにもなかなか美味しいベーカリーがあって、そこのもバターがジュワッと滲み出てくる感じがなんとも言えないのですが、ここのものは倍以上もある濃厚さ。飲み込んでもまだ残るバターの旨味とケシの実の香ばしさ。

このデニッシュの美味しさを舌と鼻を使って隅々まで堪能できる、という感じです。

そして続いてカルダモンパン…。

食べる前からカルダモンの香りがすごく、これでもかっていうほど効いています。とはいえ、邪魔な感じは全くなく、効かせ具合にセンスを感じます。これ、スパイスやカルダモン好きにはたまらない一品。

また、生地はデニッシュではなくてロールパンのような生地なのですが、それがまたいい!特にこの種類のパンで、フワフワ感があるままに販売されている!これ、かなりポイント高いです!なぜならふわふわというのがデンマークでは滅多に出会えないから。(だいたいパサついている…)

お味も優しい甘さ。小麦の香りもいいです。

自宅で待っていた主人、夕食前だから半分だけでいいと言っていたのに、ぺろっと1つ食べきっていました。止まらなかったらしいです。


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原料はすべてオーガニック

こちらのベーカリー、原料はすべてオーガニックというこだわり。それぞれの美味しさは丁寧な仕事と、原料へのこだわりからくるのか、と納得です。

ただその分、ちょっとお値段が高いというのはお伝えしておきます。だいたい1個25kr〜。平均的に、他のベーカリーでは18〜20krほどと比べると少し高くはありますが、その分得られる幸せには変えられません。近くにあったら絶対通うのに…と思うベーカリーです。

NOMA出身のオーナー

この記事を書くにあたってこのベーカリーについて調べてみました。

パン職人でもあるオーナーEmil Glaser氏はなんとコペンハーゲンの有名レストラン・NOMA出身とのこと。

こういった経歴では、勤務期間1年以下というケースも多いのですが、彼の場合はなんと6年。まだNOMAの規模が小さかった時から仕事をしていて、シェフの信頼も厚かったようです。

豊富な才能もあって、はじめ独立するにあたってはチョコレートショップを考えていたらしいのですが、途中でベーカリーに転向。ただ、その多彩なセンスがパンに現れている感があって、一段違う美味しさがあると思うのです。

ベーカリーのオープンは2017年の11月末とまだ半年も経っていないのに関わらず、周囲の評判はいいのも納得です。これからはコペンハーゲンで1、2を争うベーカリーに成長してく予感。

週末はデニッシュの種類が増える

こぢんまりとしたベーカリーのためか、平日に並ぶデニッシュやパンの種類は1〜2種類ほどだそうです。主に今回ご紹介したカルダモンパンやTebirkes、それとクロワッサン。

15時前後の夕飯どきに合わせては、ライ麦パンやバゲットなどの食事系のパンが登場。そして週末は少しデニッシュなど甘い系パンの種類が増えるそうです。

また、オーナーがスウェーデン出身のため、不定期でスウェーデンのスイーツなども楽しめるもよう。2月には週末限定でセムラ(これもカルダモン使いのセンス抜群)が販売されていましたし、イースター明けにはサフラン入りパンが1週間限定の販売となっていました。

最新情報が気になる方は、このベーカリーのインスタグラム@juno_the_bakeryを覗いてみるといいですよ!

ご近所の方が本当に羨ましいです。チャンスを見つけて、ちょこちょこ通いたいと思います。

Juno the Bakery
Aarhusgade 48
2100 Copenhagen Ø

月火  休
水-土 7:30-18:00
日   9:00-15:00 

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