コペンハーゲンの街を歩いていると、あちこちでホットドッグが売られているのを見かけるでしょう。
これぞデンマークのソウルフード!そして30kr前後で気軽に食べられる、元祖ストリートフード。
ただ、ここ数年でこういったテイクアウトの食事にも変化があらわれていて、もともとあったサンドイッチやケバブに加えて、ベトナム風サンドイッチやフランス風クレープ、デリやタコスなど、様々なバリエーションが出てきています。
価格は50krほどと少し高いものもありますが、それでも気軽に食べ歩きできるものとして、老若男女問わず人気です。
そんなストリートフードにフィーチャーしたフェスティバルが、2017年8月11〜13日の3日間、コペンハーゲン市内で開かれました。なかなかに盛り上がっているフェスについて、今日はお届けします!
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2017年は2回目の開催!
会場はコペンハーゲン市内、Nørreport駅から北西方向に向かうと目の前に広がる大きな湖沿いです。
交通量の多い橋、Dronning Louises Broで分断された2つのエリアに、コペンハーゲンじゅうのフードトラックが集結しました。
このフェスの開催は今年が第2回目。
実は去年も様子を見にやってきたのですが、去年の評判を聞きつけたのか、人出が多くなったように感じました。
訪れたのは日曜日。ちょうど正午過ぎ、人々が外に出はじめる時間だったので、どんどん混んできましたよ。湖沿いに軒を連ねたフードトラックには行列ができ、通りに用意されたベンチは次々に埋まっていきます。
世界中のストリートフードが楽しめる
出店者はデンマーク料理はじめ、メキシコ、オーストラリア、アルゼンチン、ベトナムなど。バリエーション豊かです。
価格設定は最低40kr〜。高いものでも100kr以内に収まるお値段です。おかげで気軽に、いろいろな種類を楽しむことができました。
がっつりとしたバーガーはランチに最適ですし、ビールのおつまみになりそうなタコスやフィッシュアンドチップス、子どもにも嬉しいクレープやチュロス、テンポを変えたいときにはベトナム麺など、どれにしようか迷ってしまうくらい。
そして、やはり去年よりも出店者が増えている印象。また、クオリティもかなり上がっていると感じました。
あまりにも空腹で、写真を撮る前に完食してしまい申し訳ないのですが、こちら↑のベトナム麺はなかなか美味。フォー麺にサラダや牛肉、ピーナッツがトッピングされていて、ニョクマムが効いた甘酢ダレでどんどん箸が進みました。ただ1点、コリアンダーやミントなどのこうそうがあったら100点でしたね〜。
一方、こちら↓のバーガー。これまでハンバーガーショップを何件か回ってきたおかげで(?)バーガー舌が肥え、ちょっと美味しいとは遠かったのが残念です。。ポテトはイモの甘みがあってよかったですが。
今年トレンドのタコス店も3、4軒ありました。中でも、一番行列のできているトラックにチャレンジ!
黒いトウモロコシでできた皮に、左はエビアボガド、カボチャのピクルス、黒いのはたぶんキヌア。右は細切れ牛肉と玉ねぎのピクルス、コリアンダーなど。メキシカンな食材が不明で初めての味でしたが、なかなか美味しかったです!
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ビールはNørrebro Bryghus
ビールは、近くにあるコペンハーゲンの地ビール醸造所、Nørrebro Bryghusがブースを出していました。
このフェスのために特別に醸造されたオリジナルビールに加えて、通常のピルスナー、ブラウンエールなどが40kr。
この日はちょっと風が強く肌寒くはありましたが、空は青く、太陽も照り続けていて気持ちよかったので、飲まずにはいられません!
オリジナルはホップが効いたノンフィルタータイプ。ブラウンのほうは、黒ビールとはちょっと違って、見た目より意外と軽めの味で飲みやすかったです。
トラックのかわいい車体も見もの
湖沿いを様々なトラックを眺めながら散歩をするだけでもオツなもの。種類豊かなな形態と個性的な装飾は目を引きます。
よくもこんなにワゴンやトラックの種類があるもんだと感心します。
↑のようなトゥクトゥクを改造したようなタイプのコーヒースタンドは街じゅうで見かけるので、公園周辺やイベントではチェックしてみてくださいね!
来年の開催も期待できるかも
出店者数は公表されていませんが、ざっと30以上はありそうです。
人出もかなり多く、特に日曜日のブランチやランチ利用には最適。価格も抑えめなので、大勢でパーティーをするグループや家族でピクニックなどの光景も見られました。
この盛り上がりの様子だと、2018年の開催も期待できそうです。その時にはさらに出店者も増え、もっと面白くなっている可能性もありますので、来年もチェックです!
こちらのブログでも、詳細をキャッチ次第お知らせしていきますので、ぜひお付き合いくださいね!
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