おしゃれハンバーガーショップ、まだまだコペンハーゲンに増殖中。
老若男女、みんなが親しみやすいハンバーガー。さらにリーズナブルで、気軽にササッと食べられるところも人気なのかもしれません。市内に増殖中のハンバーガー専門店の中にはハズレもありますが、ちゃんと美味しいお店もありますよ。
そして、そんなショップは2店舗目、3店舗目と規模を拡大していく傾向にあるようです。
今回のハンバーガー探訪記は、人気ショップの支店が集まるハンバーガー激戦区、Østerbro地区に注目です！
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コペンハーゲン市内の東側、バス1Aでアクセスも良好
Østerbro地区はコペンハーゲンの東海岸に近い場所。
この界隈は、観光地というよりも、地元の商店やかわいい子ども服や雑貨店、カフェなどが集まり、生活に密着した地域と言えるでしょう。
アクセスはバスの1Aが便利。コペンハーゲン中央駅やクリスチャンスボー、コンゲンスニュートウなどの中心地からこのバス1本で行くことが可能です。
コペンハーゲン市内は地下鉄の延伸工事のため、どこもかしこも騒がしく、この地区周辺も例外ではありませんが、地下鉄完成後はもっとアクセスも良くなるとは思います。
ただこの工事、2019年の完成と謳ってはいますが、もともとの完成予定は2018年だったような…？遅々として工事は進まず、果たしていつになることやら、、
すみません、話が逸れました。
Østerbro地区のシンボルといえば、デンマークのスポーツ新聞的存在のB.T.のネオン。
1910年代頃からあるあらしい
この建物周辺はTrianglen（三角）と呼ばれています。
いくつも道路が交差していて、三叉路（以上ですが）になっていることから付けられたと思われます。この名前はバス停にもなっているので、Østerbroに来られる際には、この三角地帯を目印にするといいですよ。
そしてここが今回の舞台。なんと、コペンハーゲン市内で人気のハンバーガーショップ4店がひしめく激戦区なんです。
中でも、つい最近3店舗目をオープンしたショップに今回は注目してみました！
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イメージはアメリカのバーガースタンド
その名もYO Burger。
看板です
看板だけだと、お店の名前が分かりにくいですね！（デンマーククオリティ！）
しかも前のテナントのお店cofocoの名前が見えちゃってます…。（これもデンマーククオリティ…！）
というわけで、イメージカラーの水色×赤を目印にするといいかもしれないです。
さて、店内はとてもシンプル。注文カウンターに白いタイルとスチールのテーブル。椅子のないスタンドスタイルです。
シンプル…というか簡素？
タイルやテーブルの感じがアメリカン？
行ったことないですが、アメリカのバーガーショップのイメージ。店名の「YO」も、ヒッピホップのYO〜！ってこと？…ヒップホップ知らないですが。。
魅力はそのお値段！
オープン時間直後だったからか、まだこの周辺での知名度がないからか、店内には私たちだけ…。店員も今来たばかり、という感じで、準備に忙しそう…。
音楽も流れてなく（かけ忘れかな？）シーンとした店内での注文はなんだかやりにくかったですが、お腹も空いているので注文注文。
メニューはこちらです。
おしゃれに見えるけど、見にくい、かな…
左側にセットメニュー。パテのシングルとダブルが選べます。右側のYOPortobelloとは、パテの代わりにキノコを使ったベジメニューかと。（ベジ需要もどんどん増えているコペンハーゲンです。）その下はディップとサイドメニュー。
初来店ということで、一番基本のYO Burgerメニューを注文しましたが、ポテトとソフトドリンクがセットになって89krって！リーズナブル！
通常の感覚なら、バーガー単品で89kr、という感じだと思います。例えば安い、美味いでご紹介した前回のGasolin Grillではセットが100krですから。これはかなりお得ですね〜。
その分味はどうなのかな？と心配になりますが、さっそく味わってみましょう！
実食！
そして、出来上がったものがこちら！
肖像権とか大丈夫？
え！？エディ・マーフィー！？（だっけ？）
このパッケージ、なんなんでしょう。裏には映画のロッキーやトム・クルーズの写真も…。訴えられないかな！？
と、外観が気になってしまいましたが、肝心の中身はこちら。
ひとつずつ箱に
箱に詰まったぎゅっと感で美味しそうに見えます。ちょっとテンション上がりますね。
さて、お味の方。
実はぱっと見、バンズがペチャンコで不安になったのですが、硬かったり味が悪いということはなく、パンの心地よい甘みがちゃんとありました。
パテも、ちゃんとした肉の味と食感があって、サウザンアイランド風のチョイ辛ソースともよく合っています。なかなか悪くない味！
パテやバンズの厚みなどのボリュームには少々欠けますが、トマトやレタスの野菜も入っていますし、このお値段なら全然悪くないです！
一方、ポテトは可もなく不可もなく、かな。甘みやホクホク感はあるおイモなんですが、申し訳ないけれど特筆すべきことはなく。
でもドリンク付き、100kr出してお釣りがくるなら、アリだと思います！
オリジナルパッケージは力入ってる
マーフィーだけでなく、このショップの消耗品がすごいので、ここに記しておきます。
袋だけでなく紙ナプキン、お手拭きまで…
最近では、経費削減、合理主義の流れで、オリジナルのショップバッグやビニール袋の提供をやめるショップが多いデンマークの商業界ですが、このお店の頑張り様はすごい。
社内にわたしのようなパッケージ好きでもいるんでしょうか。箱の素材も立派ですし、お金持ってるな〜〜という感じ。儲かってますね！？
周辺は人気店ばかり
さて、冒頭でハンバーガー激戦区と言いましたが、このショップ含め4店あります。
まずはコペンハーゲン内でも早い時期に店舗を立ち上げたHalifax。
B.T.ネオンのちょうど目の前
第1店舗は2007年のオープン、Nørrebro地区。オーナーのデンマーク人男性2人がカナダで過ごした時の味を再現してるんだそう。現在コペンハーゲンには7店舗あり、こちらのØsterbroは2011年にオープンしました。
そのちょうど向かい側には、Østerbro Originale Burgerrestaurantが。
けっこう大きめのショップ
Østerbrogadeに面する入り口
元のお店は2012年からVesterbro地区にあり、フード系のメディアAOK主催のアワードのバーガー部門にも何度かノミネートされています。広い店内で、こだわりのハンバーガーとカクテルが味わえるお店。また、日本の居酒屋のように冷えたビールジョッキでビールが飲めるのも特徴です。
そして3軒目は、このブログでも以前ご紹介したCock’s & Cows。
黄色いファサードが可愛い
少々値段は高めですが、放牧牛のパテ、オーガニック野菜と、こだわりの原料で正統派のハンバーガーが味わえます。ボリュームも十分あり、少しリッチなランチにはもってこい。こちらも続々店舗を増やしている人気店ですよ。
こちらのブログでもまだご紹介できていないお店もあるので、また追い追い記事にしていきますね。
…とはいえ、コペンハーゲンにはバーガー屋しかないのか！とお叱りを受けそうなほど、最近はバーガーショップしか取り上げていなく申し訳ないです。。まだまだ私の中のバーガーブームも続きそうですので、お付き合いいただければ幸いです。
今日ご紹介したYO Burgerは、ストロイエ近くにも2店舗ありますので、気になった方はぜひ試してみてくださいね！
YO Burger Østerbro
Østerbrogade 64
2100 København Ø
月-日 11:00-22:00
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